Interview 04
街孝行ができる喜びを
感じています
髙橋 亨Toru Takahashi
技術部 技術課 2009年入社
現在はどのような業務を担当していますか?
主に品質管理です。工場に鉄材が入ってきて、めっきを施し出荷するまでの品質を管理しています。
仕事でやりがいを感じるのはどのような時ですか?
私は父が転勤族で、色んな街で暮らしていたんですけど、日東亜鉛でめっきを施したものが自分が育った街に置かれた時、街に対して“街孝行”ができていることに魅力を感じています。
特に私は生まれが長崎で、最近九州新幹線に日東亜鉛のめっき製品が採用されたのは嬉しかったですね。
また1年ほど前、あるショッピングモールに私たちの手掛けた“手すり”を納品した後、妻や娘と一緒に買い物に行ったんです。手すりを見ながら「これ作ったときはこんな苦労があったんだよな」と思い出しながら、娘と自分の会社が担当した製品を一緒に写真撮影した時は、感慨深かったです。
家族と一緒にお父さんの仕事の成果が見られるのはいいですね
スカイツリーに行ったときも、みんな風景を撮ったりするんですけど私はめっきされた鉄骨の写真を撮っていました。家族には笑われましたけどね。
東京五輪で開会式・閉会式などで国立競技場から中継があった時も、私は内容よりもめっきされた製品に目が行っちゃいました。
日東亜鉛へ入社のきっかけは?
大学時代に体育会の部活に所属していまして、部の顧問から日東亜鉛を勧められました。会社訪問した時に年齢関係なく、力を合わせて働く先輩方の姿に魅力を感じて入社を決めました。
仕事で大変だと思うことはありますか?
めっきって、ピカピカのイメージを持たれるお客さまもいるのですが、溶融亜鉛めっきは光沢がないため、一部のお客さまはイメージとギャップを感じるんです。
そのお客さまに対して私たち技術部が説明をして、めっきのイメージの差を埋めるのが大変です。でも丁寧に説明をして分かっていただけた時はやりがいを感じますね。
結婚のきっかけも日東亜鉛だったのですよね?
実は4年前に結婚した妻との縁は日東亜鉛の社長の紹介なんです。
お見合いじゃないですけど、セッティングしていただいて、ご縁があり結婚しました。社長からは、社会人になったらまず結婚しなさいっていう話と、子供も出来れば産んだ方がいいとアドバイスをもらっていました。その2つのミッションはまず達成できました。